博多祇園山笠 山 台 キ ッ ト



残念です。普通、たいがい、誰もが、山笠を見るとき、台の上方、つまり、人形飾りばかり、口をあけ見上げています。
博多の誇り、人形師の励みになるのでしょうが、実は、山台にこそ、山の精神、つまり自治の精神がこめられているのです。
なぜ山棒の高さは3段階になっているのか!。なぜ山棒は先が細くなっているのか!。なぜ山棒は斜めに固定されているのか!。
それは、いろんな背格好の人が参加できるためなのです。
自治都市博多だからこその、山台に込められている、祭りの知恵、自治の知恵なのです。

山笠の競争(タイムレース)は酒の肴で、博多の町の「疫病退散」を願い「博多内を清めて廻る」に“誰もが参加できること”が、山笠の命なのです。
祭りは、山笠は、自治は、地域のみんなが地域みんなのために一緒になってする行為なのです。
地域自らが地域を良くする為に、誰もが地域を良くすることに参加できる仕掛け。つまり、山台には「まちづくり」の精神がこめられているのです
山台には、この博多祇園山笠七百数十年の、博多の先人たちの、博多への想いが詰まっているのです。

この山台に目を向けてもらいたくて、山台の仕組みや山大工の仕事に関心を持ってもらうため、「ミニ山笠キット」を作りました。
解説書もセットになっていますが、はっきり言って、組み立てるのは大変です。覚悟が必要です。短気者には無理です。
製作・販売(受注後にセット)しています。利益は全てまちづくり活動費となります。(短気者だけど欲しいという人のために、山台完成品も用意しています)

トップ 戻る 次へ

山台キット2 舁き山と価格表